[1115-201512] 年末の天気の良い土曜の昼下がりは、最近履いていなかった革靴でもたまには「触ろう」か。

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気がつけば来週はクリスマス、それが過ぎればあっという間に大晦日、そして2016年です。この時期はお仕事も忙しく、また掃除や年賀状などそろそろ、と考えられている方も多いのではないでしょうか。あとはクリスマスプレゼントか。ボーナス遅めの人は何買おうか悩ましい週末。

さて、そんな中、通常運転の当ブログですが、今日はいつも通りのこんなご提案をしてみたいと思います。

今何足の靴をお持ちか分かりませんが、最近履いていない靴、ありませんか?それらの靴をちょっとたまには取り出してみませんか?いえ、何も気合入れて今から一から靴磨きをしましょう、なんて言う気はありません。疲れちゃいますから。ただ、ちょっとこれだけやってみるだけで、もしかしたらあなたの明日のお買い物やお出かけの楽しみが一つ増えるかもしれません。

1115-2015_Shoe Care on Saturday

今回は2つご提案してみます。いつも通りです。

箱に入れっぱなしの靴は「天日干し」。夏に比べて紫外線も少なめですが効果は充分です。

もう一つは靴棚に並べてある靴。昨日や一昨日に履いた靴でも有効です。それは、「ホコリ落とし」です。

箱に入れっぱなしは実はかなり環境は劣悪。カビ生えたり傷む前に対策を考えましょう。

一度でも履いた靴をそのまま古いクリームも落とさず、乾燥も不十分な状態で靴を買った時に付いてきた箱に入れっぱなしで積み重ねておく。最悪です。一番の理由は通気性が悪いこと。そして湿気がこもること。そこに靴の汚れや汗、埃が手伝ってかなりの状態は悪くなっています。

まぁ、それを抜きにしても、靴箱に入れて積み上げ始めた途端に、その中に入っている靴の存在自体忘れ去られてしまうんです。これがもしかしたら湿気よりカビよりホコリより最大の敵かもしれません。

勿論改めて履く前に一通りのお手入れはオススメしますが、それより先に簡単なことからやってみましょう。とりあえず、靴、天日干ししましょう。冬の晴れたこの時期なら引きこもり状態の靴にはちょうど良いくらいの日光浴です。

0890-201507_Shoes 02

竿にハンガー引っ掛けてそれに靴をぶら下げても良いですし、地面に斜めに立てかけて置いても問題ありません。これだけで湿気だけでなく殺菌の効果もあります。梅雨の合間など定期的にオススメしている方法ですが、折角の年末、たまにはやってみませんか?

[0890-201507] 梅雨の合間の晴れた日に私がする革靴の簡単なケア。天日干しはカビ予防にもオススメです。

2015.07.11

靴棚、靴箱、玄関先から専用まで。目に届くようでいて意外な天敵が埃。

さて、続いて、箱に入れて放置ほどではなく、むしろ先々週くらいには履いた、とか今週初めに履いた、程度の靴にも有効な簡単なこと。

靴の表面のホコリ落としです。出来れば一緒に靴裏の汚れも落として欲しいですが、それは余裕のあるかたで充分です。

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靴マニアでもあり(あった)、こんな偉そうに靴のうんちくを恥ずかしげもなく書き綴っている私の愛用靴ですら、こんな感じです。これ、銀座ヨシノヤの九分半靴。お値段かなりします。少ない方ですが、数日でもこの程度の埃はザラです。

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神経質になる必要はないので、まぁこの程度であれば放置しても良いのですが、そう言って忘れていると気がついた時にはなんかとってもみすぼらしい革靴に変わり果てています。埃はすぐに積もります。そして埃は革靴には天敵です。

実際に靴屋さんの店頭に展示してある靴。あれだけ毎日人が出入りして、触れて、その都度店員さんが指紋や埃を落としているように見えても、翌朝出勤してみるとまた一から埃取りです。一晩でも溜まりますし、数も多いのでついつい後回しになっちゃうんですね。

たった1週間や1ヶ月そこらでどうかなるわけではないのですが、その油断が結構危険です。何が怖いか。靴の傷み以上に、その靴への愛着、愛情が薄れてしまうんです。人って触りたくなくなると余計触らなくなり、ますます汚れていきます。負の連鎖です。

ところが一回埃だけでも落としてあげると不思議なもので、「あれ、この靴こんなに良い靴だっけ?明日履こうかな。」となるんですよ。こうなるとどんどん靴は魅力的になっていきます。

専用のモノは必要なく、いつも通りのブラシかグローブでOKです。

何なら一足ずつ息吹きかけてホコリ飛ばして軽く布か何かで乾拭きする程度でも充分です。ただ、当ブログを以前からお読みの方であれば既にブラシとグローブは頭に「マイ」が付くコダワリの一品をお持ちでしょうから、それを使って下さい。

馬毛でも良いですし、

敢えて山羊毛でサラッと払う程度でも充分です。つま先ポリッシュしている方なんかだと山羊毛のほうが安心かもしれませんね。

ペダックのポリッシンググローブはムートンとセーム皮の組み合わせなので、こういう日常の簡単なホコリ落とし兼磨き上げにも

先ほど触れた、靴底の汚れも普段から気にかけてあげると、気が付くと歩き方まで変わってくるのでオススメです。

[0372-201411] 個人的には靴のお手入れの最重要アイテムはタピールのシュムッツブラシだと思います。

2014.11.28

追記:2017年1月6日 15:00更新

当ブログでは靴底用のブラシとして長らく「シュムッツブラシ」をお薦めしてきているのですが、最近になって品薄になってきたのか、ネットで探しても見つからなくなってきてしまいました。

個人的に非常に気に入っている商品でもあるため惜しいのですが、今後の在庫状況も分かりませんので、代用となりそうなブラシを挙げておきたいと思います。

定番コロニルの製品でもありますので、継続して販売し続けてくれることと思います。出来ればタピールもシュムッツブラシを今後も継続して販売し続けて欲しいな、と願っています。

追記:2017年2月18日 21:00更新

当ブログをお読み頂いている方から「シュムッツブラシが復活してますよ」と教えて頂きました。一時的に品切れが続いていただけだったようですね。良かったです。教えて下さり、本当にありがとうございます。

これからも長く継続して出し続けて欲しい商品です。

大切なのは、張り切ってやろうとすることよりも、靴に「触れる」こと。

このブログでは開設当初から偉そうに蘊蓄垂れていますが、結局靴のお手入れに関しては伝えたい事はシンプルです。

靴に「触れ」ましょう。

「触れ」きれない数の靴を持つのは止めましょう。

これだけです。

[1065-201511] いま履いていない靴の保管方法。自分で意識出来て、把握できる数。それがあなたの器の大きさです。

2015.11.05

靴廃人になってしまった人も、反対に興味が一切ない人も、一番怖いのは「無関心」「存在を忘れてしまう」ことです。それは気負って履くとかそういうレベルの話とは全く別です。存在を忘れないための一番の方法は、接点を増やすことです。人付き合いもそうですよね?幾ら学生時代に親友だ永遠の友情だと誓い合った友人であっても、その後就職して音沙汰が無くなれば自然と消滅してしまうんです。

接点を増やす、そのためには「触れる」のが一番です。その方法が複雑だったり面倒だったら続きません。だから「ブラシかけとけ」なんです。「ブラシ」と「乾拭き(丁寧な磨き)」だけを薦めるのはそのためです。

この年末も色々と忙しいと思いますが、あなたの足元を外部から、そしてあなたの体重を日中ずっと支えている靴のことも、改めてちょっと意識を向けてあげて下さい。

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当ブログの「靴のお手入れ」と「選び方」が一冊の電子書籍になりました。

2014年4月から当ブログにて公開してきた200以上の「靴のお手入れ」と「靴の選び方」に関する文章をベースに加筆・修正を行い(実際にはほとんど書き直しました)、この度電子書籍として出版しました。 Kindle端末がなくても、お使いのiPhoneやiPad、Androidスマートフォンでも読むことが可能です。

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2016.03.03

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