[1220-201604] 意識して備え、その気持ちを維持し続けることは難しいけれど、それでもまた何か一つでも。平成28年熊本地震に際して思う。

スポンサーリンク
PAK24_dencyutokumo1225500

昨夜の熊本県を中心とした震度7の地震は先ほど気象庁より「平成28年熊本地震」と名付けられたようです。

気象庁 「平成28年熊本地震」と発表 | NHKニュース

地震災害に名前が付くのは5年前の「平成23年東北地方太平洋沖地震」以来とのこと。まだまだ予断を許さない状況ですが、これからの流れを追いながらも、自分たちの生活の中で出来ることを改めて見直していきたいと思います。

「平成23年東北地方太平洋沖地震」から5年。

そんな中、今回も私の中での大きな反省点(情けないくらいの)がありました。不謹慎ですが、もし今回東京で起きていたらどうしようもないくらいの混乱に陥っていたかもしれません。少なくとも私の周りでは、です。

何故なら、5年前、あれだけ衝撃を受け、あれだけその後防災について考え、非常袋や携行品を考え、知識を得ようと思っていたにも関わらず、昨夜「震度7」のテロップを見た時、私は部屋で完全寛ぎモード(風呂上がりで下半身下着モード)、更に非常袋の中身は解体されて押し入れの隅に追いやられていたからです。ラジオはどこに置いたかすら思い出せません。非常食と水は確か昨年、期限が切れたまま買い直していない筈。すぐに羽織る防寒具も思い当たりませんでした。冗談抜きで真っ先に目に飛び込んで来たのが先日値下がりして手頃になったので思わず買ってしまったユニクロ&ルメールのベージュのトレンチコートだったくらいです。(春になったので、後はカバーを掛けて閉まっていた)

このブログの方向性を大きく変えるきっかけとなった「平成23年東北地方太平洋沖地震」。当時このブログの前身となるものでも、「この意識を保っていきたい」と書き続け、更に10回以上にも渡って散々調べ、集めた「災害用非常袋」「防災用携行品」の中身も書きました。けれど、今考えてみるとそのほとんどはこうした自体には何の役にも立ちません。無駄なものが多すぎました。それ以前に災害時に取り出せそうもありません。

この5年間現役で動き続け、きちんと役目を果たしているわが家の防災品。

もちろん当時揃えた色々な防災用品から災害用非常袋の中身、非常食まで、使おうと思えば使えるでしょう。ただ、恥ずかしながら先ほど触れたように、ここしばらく存在を忘れていただけでなく、どこに閉まったかすら忘れてしまって、緊急時にすぐに取り出して使うことが出来ない、というものが大半です。

震災直後は枕元に置いていたスニーカーやサンダルの類、ライトやラジオといったものも、生活の中で埋もれ、掃除の邪魔になったり、とする内にどんどん奥に隅に追いやられていきました。中には電池が既に切れてしまっているものもあるはず(一部は登山でも使っているのでチェックはしているものの)。今回改めて確認してみる必要はありそうです。

そうした中で、この5年間、ほぼ存在を忘れているものの、肝心な時に置き場所を見失うこともなく、黙々と役目を果たし続けている防災品が2つだけあります。このブログでは以前何度か取り上げたことがありましたが、今回も普通に動いてくれました。

TWINBIRD LS-8554W 停電センサーLEDサーチライト

地震に限らず、部屋のブレーカーが落ちたり、災害等で停電となった時に自動で内部電池での駆動に切り替わり、LEDライトが自動点灯するもの。一般的な「人感」タイプのモノではないので、停電でも起きない限りLEDライトは一切付きません(手動で点けることは可能)

1221-201604_Emergency 02

ツインバード工業株式会社 / 停電センサーLEDサーチライト

普段はコンセントに挿しっぱなしで、停電時以外は(電気が通っている間は)OFFの状態で充電されているので、ほぼ存在を忘れています。

こちらも前回の東日本大震災の直後に購入してから、玄関横換気扇用のコンセントに繋ぎっぱなしなのですが、停電になること自体がないので、動いているのか時々不安になりますが、先日試しにブレーカーを落としたらしっかりLEDで明るく玄関を照らしてくれました。

また、手に取れば通常のLEDライトとして使えるのもありがたいな、と思います。

この手の物は前回の震災以降も色々出てきましたし、今回改めて思い出したのですが、既に生産終了になっているのではないか、と思ったところ、今も普通に販売されていて嬉しくなりました。

UNIDEN EWR200 地震津波警報機

最近はスマホにはほぼ標準で入っていますし、専用アプリ等もあるので、敢えて買う人も少ないのか一時期姿を消していた地震津波警報機。

1221-201604_Emergency 01

これも東日本大震災直後に注文が殺到しましたが、その後は落ち着いているようです。既に生産終了になっているかと思いきや、こちらもまだ販売を継続していて何となく嬉しいです。

先ほどのLEDライト同様、普段はコンセントに繋がった状態で充電中です。緊急地震速報を受けると自動で電源が入り、設定していたラジオ局(地震速報を発信している局)を流します。

[0189-201405] ユニデン「地震津波警報機 EWR200」- 普段は全く存在感を消しながらも、大切なところでは本領を発揮してくれる頼もしい同居人。

2014.05.11

スマホのアプリがあるから要らないでしょ、と思われがちですが、幾らスマホがあっても未だにラジオが重宝されるように、自宅にいる時には停電であろうが(普段充電されっぱなしなので)動いてくれる、というのはありがたいなぁ、と思います。同様に普段挿しっぱなしで存在を忘れているため、時々地震が起きる度に思い出します。

EWR200/地震津波警報機 (ユニデン製品情報サイト)

東日本大震災当時と比べるとこうした専用機は存在感が薄れてきているかもしれませんが、これからもこうしたモノは継続して販売していって欲しいな、と思っています。

こうして見てみると、意識して備え、その気持ちを維持し続けることは難しい。

今回ももしかしたら、この後また「防災用非常袋を見直そう」といった流れが出てきて、またそうした商品の売上も伸びるでしょう。お店では専用のコーナーも出来ると思います。また、これから大量の情報が出てくると思います。防災から、こうした時の備え、何が駄目で、どうすると良いか、等々。

もちろんそれらの全てが無駄だとは思いません。実際に先ほど挙げたように、私の中では大量に調べ、購入し、備えたものの中から、少なくとも2つ(停電センサーLEDサーチライトと地震津波警報機)だけは役に立っているのですから。わずか2つ。けれど2つは役に立ちました

常に地震を身近に感じる中で、建物の構造やインフラ等、どんどん改善されてきてはいます。

[0646-201502] 国交省東北地方整備局が内部資料「災害初動期指揮心得」をKindleで無償配布。

2015.02.11

ただ、一個人の意識という点になると、果たしてどうでしょうか。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」、それは珍しいことではないと思います。

今回の震災からも何か一つでも意識し、学び、少しでも備えるようにしておきたい。

毎回、反省しながらも、また忘れた頃に必ずやってくるのが地震です。であるならば、忘れることを前提にして、それでも一つでも二つでも何かしら学び、活かせるようにしていきたいといつも思っています。

今回も大量の情報が出てくるでしょう。5年前に比べて色々と便利なものから役立つものまで出てくるでしょうし、前回の常識が現在では全く役に立たなくなってしまっていることもあるかもしれません。

けれども、ご近所との繋がりを大切にしつつ、また何か一つでも、備えられるようにしておきたいと思っています。

Kindle版「東京防災」は無料で配布中。

東京都民は「東京防災」という冊子が配布されたのですが(これがなかなか良く出来ている)恥ずかしながら、先日部屋の大掃除をした時に2冊(夫婦それぞれ)もあるのが邪魔で、勢いで捨ててしまいました。情けない。Kindle版が無料で配布されているようなので、これからDLしておきます。

災害時は電話よりも災害伝言板。MVNOの私たち夫婦でも使えるサービスを共有しておく。

今までは実家の両親、祖母含めて全員SoftBankだったので、SoftBankの災害用伝言板を利用すれば良かったのですが、今は私たち夫婦はMVNO(OCNモバイルONE)です。となると、また別の連絡方法を持っておく必要があります。こういう時に電話をしてしまうようなことはなるべく避けたい。

1220-201604_ASUS ZenUI 04

災害時TOP画面 | 災害用伝言板(web171)

安否情報まとめて検索 – J-anpi

パーソンファインダー (安否情報): 日本

情報が共有されているものもあるので、上記全てをブックマークやスマホのホーム画面に登録しておく必要はないのですが、家族で何か起きた時にはどこに登録しておくか、といった話し合いはすぐに出来ると思います。(今日は既に妻が仕事に行ってしまったので、夜に改めて確認してみようかと思います。)

スポンサーリンク
スポンサーリンク