[かぶ] ASUS ZenFone Go(ZB551KL)の、例えばこんな使い方。(2) 災害も意識して、コストを抑えた身近な備えの「もう一台」として。

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[かぶ] ASUS ZenFone Go(ZB551KL)の、例えばこんな使い方。(2) 災害も意識して、コストを抑えた身近な備えの「もう一台」として。

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先日セットアップしたZenFone Go(ZB551KL-BL16)は、今朝無事実家の父の元に届いたようです。慣れない内は色々もどかしいとは思いますが、母同様、孫の写真や息子、娘、夫婦同士のコミュニケーションツールの一つとして使ってくれれば良いな、と思っています。

税込2万円強(21,384円)で買えるASUSの新作スマートフォン、ZenFone Go(ZE551KL)。スペックだけを見ると、普段からスマホを愛用している方にとっては物足りなさもあるかもしれません...

ということで、手元からZenFone Goが巣立っていったのですが、昨年よりお世話になっているASUS様よりありがたいことに今回ZenFone Goのサンプルレビューのお話を頂きまして、本日手元に2台目のGoが到着しました。

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現在同時期に発売されたZenFone Max同様品薄状態が続いている端末のサンプルレビューを、既に購入済みの私がさせて頂くのは申し訳ない気持ちもあるのですが、それを良い方向に捉えて、既に実際に自分で購入して使ってみたからこそ出来る使い方を色々試してみたいと思います。

ということで、今回届いたZenFone Goですが、こんな使い方をしてみようと思います。外観の写真も合わせてご覧頂ければと思います。

ASUS ZenFone Go(ZB551KL-WH16)

今回提供頂いたモデルは、購入したブルーではなく、ホワイトのモデルでした。

ASUS ZenFone Go (ZB551KL-WH16) | ASUS ZenFone Shop

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第一印象の美しさや華やかさからブルーを選んだ私ですが、今回手にしたホワイトもこれはこれでなかなか好印象です。高級感はありませんが、落ち着いた白は清潔感も感じさせてくれて(その分使っている内に汚れが気になりそうではありますが)使いやすい色合いだと思います。

同時期発売のZenFone Maxのホワイトと背面を比べてみる。

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手元にあるZenFone Maxのホワイトと並べてみましたが、表面の艶感はレザー調の仕上げでありながらMaxのほうがあります。

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側面の仕上げと材質が違うため印象は大きく変わりますが、人によってはGoのツルッとした背面の方が好きな方もいると思います。

気になっていた液晶面の色(黒)も、デザインを考えると意外と悪くありません。

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ZenFone GoはMaxと違って、3色とも液晶面のデザインと色合いは同じです。届くまではMaxなどのように白には白で合わせて欲しかったなぁ、と思っていたのですが(コスト削減のため同一にするのは仕方ないのかな、と思っていましたが)

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ZenFone Maxと違って、液晶面と背面カバーの間にアルミの磨き上げの部分があるわけではないので、液晶側とそのまま色が重なります。もし液晶面も白だと、全身真っ白になってしまうので、それはそれでもしかしたらデザインのバランスが取れないかもしれません。今までのZenFoneのデザインを踏襲しているからこそ、却って黒で良かったのかもしれないな、と思いました。

ASUS ZenFone Go(ZB551KL)の、例えばこんな使い方。

このブログでは既にこのモデルを複数回に渡ってレビューしています。幾らサンプルレビューだからと言って今更開封の儀をしても誰も喜ばないと思いますので、どういった形が良いかなぁ、と考えていました。

税込2万円強(21,384円)で買えるASUSの新作スマートフォン、ZenFone Go(ZE551KL)。スペックだけを見ると、普段からスマホを愛用している方にとっては物足りなさもあるかもしれません...

税込2万円強、という価格を考えると、前回も触れましたが確かに「スマホ初心者やMVNO初心者にオススメ」というのが一番無難です。また、あれもこれもと欲張りすぎて最近息苦しく感じていたり、重さを感じているスマホ好きにも意外と合うかもしれません。

そこで今回は低コストで運用出来つつ、かといって無駄ではなく、常に身近に置いておきたいスマホを考えてみました。

Wi-Fiを一切使わず、また通話もIP電話で済ませた場合、この端末はどれくらい使えるか。

最近では自宅に回線を持っていない方も若い方を中心に結構いるようです。自宅でPC自体使わないから、せいぜいモバイルルーターを契約する程度。コストも安く抑えられるし、など。

それに対しわが家はテレホーダイ以降自宅は24時間インターネットに繋がりっぱなしな環境を享受しています。20年以上前を考えればとても贅沢な環境です。そのため、家ではWi-Fi接続でファームウェアのアップデートからありとあらゆるデータをお構いなし、気にせずにダウンロードしています。自宅Wi-Fiがあるので、正直MNOであろうがMVNOであろうが月々のデータ通信量自体、外で使う分のみなので、大してありません。

そこで、今回は敢えて「一切Wi-Fiは使わないで、手持ちのデータ通信専用SIMだけで使ってみよう」と思いました。

次に、音声SIMにするのであれば普通です。今までのレビューと変わりません。そこで、電話に関しては散々宣伝もされながらもイマイチ評価も定まらないIP電話アプリで済ませることにします。以前から愛用中の050 Plusです。これをWi-Fi環境ではなく、MVNOのデータ通信でのみ使ってみようと思いました。

これらは既にそれが当たり前になっている方にしてみれば新鮮みも何もないかもしれませんが、それがZenFone Goのような手頃なスマホでも充分実用的になるのであれば、月々の運用費もかなり抑えられるかな、と思います。

なにせ一括2万円で買えば、あとは月々500円~800円程度です。

そして、それだけではあまり面白みも、また特徴もないので、ここ1週間ほど考えていたことを加えてみたいと思います。

いつ起きるか分からない災害への備えとして、常に持ち歩く携行品の一つと考えてみる。

5年前の「平成23年東北地方太平洋沖地震」以降、いつ帰宅困難になるか、自分が被災するか、という意識が今まで以上に強くなった方も多いと思います。実際にあの後、常に鞄のどこかに小さなLEDライトやモバイルバッテリー、水や簡単に口に入れられるものなど携行品を考えられた方もいるでしょう。私もこのブログで何度も触れました。

最近はスマホ自体が便利になり、緊急地震速報など様々な機能が使えるようになりました。ただ、それらを全て今メインで使っているスマホに入れようとすると、常にバックグラウンドで動き続けつつ、様々な用途に普段から使うことで、肝心な時にバッテリーが残り少なかったり、バッテリーを気にして使えなくなってしまう、ということも起きるのではないか、と思っています。

この前提のもとに、不要なプリインアプリを消し、整え、必要なアプリを加えてみました。

現時点での形がこちらです。

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幾ら災害に備える、といっても、普段まったく使えない、役に立たないものは持ち歩かなくなります。それは災害用非常袋と同じです。そこで、これ一台でもそれなりに使えるよう、基本的な部分はきちんと押さえてあります。

以下、簡単に触れますが、ZenFoneシリーズ共通の押さえておきたい細かい初期設定部分に関しては既に何度か挙げていますので、そちらを参照頂けると嬉しいです。

税込2万円強(21,384円)で買えるASUSの新作スマートフォン、ZenFone Go(ZE551KL)。スペックだけを見ると、普段からスマホを愛用している方にとっては物足りなさもあるかもしれません...

不要なプリインアプリはさっさと削除。

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特にASUS純正ではないアプリは「設定」画面の「アプリ」から選択して「アンインストール」で消せます。Google Playストアからでは消せないアプリもあるので注意です。

災害用の備えをイメージしつつ、余計なアプリはなるべく入れない。

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とはいえ、先ほど書きましたが、普段まったく役に立たないスマホでは無駄なだけです。ということで、「Inbox」や「ハングアウト」などGoogleのアプリなど複数スマホやPCでも同期して使えるものを中心に入れてあります。あとは、Twitterなど、即時性の高いアプリも入っています。Yahoo!系も普段から防災用に限らず入れておくと便利ですね。

ZenFoneシリーズは海外製SIMフリースマホでは珍しく緊急地震速報(ETWS)にも対応。

大手キャリア向けスマホでは普通に付いているので意識することすらない緊急地震速報。けれど海外メーカー製のSIMフリー端末は非対応のことも多いようです。

そんな中、ZenFoneシリーズは初期状態でオンになっています。確認方法としては

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標準の「メッセージ」アプリから「設定」(左)→「全般設定」(右)と移ると、

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下の方に「緊急アラート」(左)があります。こちらを見てみると右の画面になります。初期状態でオンになっています。データ通信の出来るSIMが入っていることが前提ですが、こうした点も地味にASUSの製品は頑張っているようです。

勿論基本的な警報で通知はバイブのみですので、より細かい通知が欲しい場合には前述のYahoo!防災速報などのアプリを別途入れておいた方が良いと思います。

災害への備えに向けたアプリやサービスを少々加えておく。

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再び先ほどのホーム画面の画像(右)に戻ります。

中央に「FMラジオ」がありますが、ASUSのZenFoneシリーズは標準でFMラジオが聴けるようになっています。念のためネットワークラジオとしてその下にNHKのラジオアプリ「らじるらじる」も入れてあります。

「平成23年東北地方太平洋沖地震」以降、ラジオが見直されるようになり、直後にはラジオが品薄状態で価格が何倍にも高騰したりと困った事態になりました。ラジオから流れてくる情報というのはTVやネットと違って独特の世界と流れ、そして情報量があります。災害時に関わらず、常日頃からラジオを楽しむ習慣も持っておきたいな、と思っています。(最近はNHKの語学番組をこまめに聴いています。)

この列の一番上のオレンジのアプリは標準アプリの「懐中電灯」のウィジェットです。これをタップした瞬間にZenFone Goが簡易懐中電灯に変わります。

その右側は先日も触れましたが、災害用伝言板などのページへのショートカットをこのホーム画面に置いています。

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災害時TOP画面 | 災害用伝言板(web171)

安否情報まとめて検索 – J-anpi

Chromeアプリでこれらのページを表示させた後にChromeの右上のメニューから「ホーム画面に追加」で加えることが出来ます。

ここまでで、システムアップデートも行って通信量は900MB弱でした。

ということで、初期セットアップからここまでの数時間のデータ通信量と、この時点での内部ストレージの空き容量は下記の通りです。

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この数時間で888MB、今回は手元で使っていなかったIIJmioのデータ通信専用SIM(月3GB)があったので、それを使ったのですが、アプリのインストールからシステムアップデートまで最初の大量消費を終えたので、これから残りの1ヶ月であと2GB強あれば充分過ぎるほどです。

「音声通話パック」ではありますが、公式オンラインショッピングサイトであるASUS ZenFone Shopで購入した場合にはmicroSDメモリと純正液晶保護フィルムに加えてIIJmio音声通話パックが期間限定で付いてくるので、ZenFone Goと組み合わせるMVNO SIMとしてIIJmioというのは大きな選択肢の一つだと思います。

また、内部ストレージの空き容量も7.64GB。この後多少は何か気になるアプリや入れておきたいアプリなども出てくるかもしれませんが、それでも充分に残っています。勿論音楽等も聴きたければMicroSDメモリなどを別途挿せば良いと思いますが、今のところ考えていません。

用途、目的を絞ってみると、動作も滑らかな、手に持っても軽いスマホが出来上がった。

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災害にも強い、と考えればもう1万円出せば大容量バッテリーが強みの、まさに災害用の備えとして最適な印象の強いZenFone Max(ZC550KL)もあります。ただ、Maxだと私の場合もう少し色々やりたくなってしまうんですね。実際現時点で夫婦揃ってZenFone Maxを使っていますし。

当ブログはスマホなど、デジタルガジェットを中心に取り上げるブログではありません。立て続けにスマホの話題が続いていますが、一過性のものですので、今まで通り幅広い層の方とお付き合い出来れば嬉しいです。この...

そう考えると、私にとっては今回のZenFone Goって余計な一台のようにも見えそうです。確かにこれで3台持ったら何かの売人と間違われそうです。

ただ、一般的に考えるのであれば、1台+αとして持つにはこのZenFone Goくらいが心地よいのではないか、と思います。2台持ち、というほど肩肘張っているような印象も薄く、また運用コストもかなり抑えめです。でいて、何か起きた時には保険の1台にもなります。

文中で触れたIP電話アプリの使い勝手等はこれから1ヶ月使っていく中で引き続きご報告していきたいと思いますが、個人的にはなかなか面白い一台が出来たかな、と思っています。

今月末の帰省までメイン端末として使用中のASUS ZenFone Go(ZB551KL)。 私は基本的にスマホにケースやカバーを着けることは(ガラスフィルム等を除けば)ほとんど無いのです...

父の元に巣立っていったこの純正VIEW FOLIO COVERも改めて黒を注文しようかな、と考えています。

私の定番Farfallaのガラス保護フィルムもようやく今週末辺りから発送が始まるようです。

ASUS ZenFone Go (ZB551KL) | ASUS ZenFone Shop

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ASUS ZenFone Go(ZB551KL-WH16)

同時期発売のZenFone Maxのホワイトと背面を比べてみる。

気になっていた液晶面の色(黒)も、デザインを考えると意外と悪くありません。

ASUS ZenFone Go(ZB551KL)の、例えばこんな使い方。

Wi-Fiを一切使わず、また通話もIP電話で済ませた場合、この端末はどれくらい使えるか。

いつ起きるか分からない災害への備えとして、常に持ち歩く携行品の一つと考えてみる。

この前提のもとに、不要なプリインアプリを消し、整え、必要なアプリを加えてみました。

不要なプリインアプリはさっさと削除。

災害用の備えをイメージしつつ、余計なアプリはなるべく入れない。

ZenFoneシリーズは海外製SIMフリースマホでは珍しく緊急地震速報(ETWS)にも対応。

災害への備えに向けたアプリやサービスを少々加えておく。

ここまでで、システムアップデートも行って通信量は900MB弱でした。

用途、目的を絞ってみると、動作も滑らかな、手に持っても軽いスマホが出来上がった。

  • ASUS ZenFone Go(ZB551KL-WH16)
  • 同時期発売のZenFone Maxのホワイトと背面を比べてみる。
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  • Wi-Fiを一切使わず、また通話もIP電話で済ませた場合、この端末はどれくらい使えるか。
  • いつ起きるか分からない災害への備えとして、常に持ち歩く携行品の一つと考えてみる。
  • この前提のもとに、不要なプリインアプリを消し、整え、必要なアプリを加えてみました。
  • 不要なプリインアプリはさっさと削除。
  • 災害用の備えをイメージしつつ、余計なアプリはなるべく入れない。
  • ZenFoneシリーズは海外製SIMフリースマホでは珍しく緊急地震速報(ETWS)にも対応。
  • 災害への備えに向けたアプリやサービスを少々加えておく。
  • ここまでで、システムアップデートも行って通信量は900MB弱でした。
  • 用途、目的を絞ってみると、動作も滑らかな、手に持っても軽いスマホが出来上がった。