[0398-201412] 忘年会のシーズンに。覚えておくと便利な撥水スプレーの使い方。

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忘年会のシーズンですね。ボーナスシーズンでもあるこの時期、ちょっとした油断で盛り上がっている気分を台無しにしないように、こんなアイデアのご提案です。

撥水スプレー、使ってますか?

巷では「防水スプレー」という呼び名のほうが一般的ですが、基本的に大半のスプレーは「撥水スプレー」です。

なぜ、そんな細かいことにこだわるのか。それは「撥水」だから出来ることがあるんです。

忘年会の前に服やネクタイに撥水スプレー。

もうとっくにされている方は、ここから先は新鮮な話はないので、スルーされて大丈夫です。

撥水スプレー、雨を弾くものとばかり思われていますが、同様に油や汚れも弾いてくれます。
特に、明るめのスエードやヌバック素材の靴を履く時には、汚れの中で意外と気付かないけれど、車の排気ガスで黒くなることがあるので、これを防ぐために定期的にかけておくと便利です。

撥水なので、忘年会で大切な服やネクタイにソースやスープをこぼしてしまって、染みになってしまうことを「大分」防げるんですね。
大分と書いたのは、後で一応補足します。

大きいスプレーは邪魔になるようなら、携帯サイズのスプレーをカバンの中に忍ばせておくだけで、急な飲みのお誘いにも安心して参加出来るのでは。

日本の良心コロンブス。アメダスといえば定番ですが、布地にも使えるところがポイント。あとは携帯用の60mlがあるのがありがたいです。

素材を選ばない、となると、コロニルのナノプロが比較的安心かな。テキスタイルにも使えます、と謳っています。コットン、デニム、キャンバス、ファー素材、麻なども大丈夫なので。

量が少ない割にそれなりの値段がするので、悩ましいのですが、私はスエードにはこのスプレーを使っています。スエードに栄養を与えつつ、撥水効果も、となると、意外と少ないのです。スエード自体にはもともと起毛している分、撥水効果はあるので、どちらかといえばそれを補いつつ栄養を浸透させたい時に。

撥水スプレーの長所と短所

先ほどの「大分」も含めての補足として、ここで撥水スプレーの長所と短所について、最後に触れておきます。

まずは長所がそのまま短所にも繋がるのですが、一回かければずっと保つ訳ではありません。少しずつ落ちていきます。定期的にスプレーすることが必要です。
雨の前に、もしくは靴を買ったときに、一回かけて終わり、という方、結構多いですが、何回か履いている内に落ちていきます。

これが長所でもあって、いつまでも残る訳ではなく、表面を軽くカバーするだけなので、比較的スプレーする素材を選びません。
それが服でも大丈夫な理由。勿論、各メーカー、使える素材と使えない素材は但し書きがしてあるので、確認は必要です。

そして短所。かければ絶対大丈夫な訳ではありません。あくまで表面を弾きやすくしているだけです。
よく「防水スプレーをかけたのに、雨が入ってきた。」と言う方がいますが、勿論あります。

[0233-201406] 梅雨と言えば防水スプレー、革は水に弱いから防水スプレー、に思うこと。

撥水スプレーの細かい説明は省きますが、ある程度の水圧がかかれば中には入っていってしまうのです。

なので、それくらい軽いので、使っている限りは時々マメにかけてあげるのが一番です。

それと、表面の色が変わるくらいまでかけないと駄目なんじゃないか、と思われている方も多いですが。

それやると、かえって傷めます。それに、無駄が多すぎて勿体ないです。
あくまで表面に撥水の層(層というか、毛羽立たせるような感じ)を作れればいいので、サーッとくぐらせてあげるぐらいで充分に効果が出ます。

余裕のある方は、ここから先は補足です。ゴアテックスについて。

よくゴアテックスってありますよね?アウトドア用品で雨具などに使われているもの。
あのレインウェアってどの部分がゴアテックスなのか分かりますか?
ゴアテックス素材を外側と内側から挟んでいるんです。真ん中の薄い層がゴアテックスファブリックス。
この部分が「防水」です。
ゴアテックスも勿論「絶対に入ってこない」訳ではないはずなのですが、一応ゴアテックスとしては「完全防水」を保証しています。
ただ、このゴアテックス素材も、脂であったり、汚れ、摩擦には弱い。破れてしまったら終わりです。

そこで、表面に一枚、「撥水素材」の層を被せています。
勿論撥水加工も摩耗や紫外線などで落ちてはしまうのですが、スプレーなどで簡単に蘇らせることが出来るのが長所。
なるべく直接ゴアテックスに水や汚れがいかないように、表面で弾ける分は弾いてしまうのです。

なので、よくゴアテックス素材なのに撥水スプレーかけてくださいね、と言われるのは、表面の撥水層が徐々に弱ってくるから。
その撥水層と同じようなものを、撥水スプレーは作っています。

[0338-201410] 台風19号上陸を前に、雨用の靴についての過去に書いた内容をまとめてみました。

最後と言いながら、何故「防水」じゃないのか。折角なので。

モノを防水にするのって、大変です。水を全く「通さない」ようなスプレーって、どんな感じでしょう?
登山などをされる方は、レインウェア用の防水性能を落とさない洗剤のようなもの、覚えている方もいるかと思います。
あれ、使ったあと、もし洗濯機だったらベトベトになりますよね?

防水は中まで含めて水を一切入らないようにしてしまうこと。
その分通気性も悪くなりますし、素材そのものとの相性が出てしまいます。
そして、簡単には落ちない。落ちてしまったら防水の意味が無くなくなっちゃいますから。

となると、普段の服やネクタイには・・難しいですよね。

追記:2014年12月11日 00:15 更新

今調べたところ、メーカーによってまちまちのようですね。防水の中に「耐水」と「撥水」が含まれる、というミズノの定義に基づくのであれば、一応「防水スプレー」という定義が間違いではないのですが。

防水は「耐水」と「撥水(はっ水)」に分かれます。

耐水とは…水を通りにくくしたもの

一般的に「耐水」といわれるものは、水が生地の隙間から浸入しないように、その隙間をうめることで水を防ぐようにしたものです。

「撥水加工」のものに比べて、外からの水は入りにくいのですが、逆に体内から出る水蒸気も通りにくいため、長時間運動を続けると 蒸れを感じるものもあります。

防水スプレーのイメージとして、この「耐水」の状態をイメージされている方が多いのかな、と。勿論そのタイプのスプレーもありますが、用途による部分があるんですね。

撥水とは…水をはじきやすくしたもの

一般的に「撥水」といわれるものは、生地についた水をはじいてウエア自身を湿らさないことで水を防ぐようにしたものです。

「撥水」の生地は隙間をうめたものではなく、生地に水が落ちた瞬間のはじきやすさなので、多量の水にさらされたり、水がついた状態が長く続くと生地の隙間から水がしみてきます。

水の浸入を防ぐと言う点では「耐水」には劣りますが、通気性があり、水をはじくため水性の汚れもつきにくいと言う利点もあります。

皮革用ということであれば、私は地味にいつも通りのタピールをオススメします。天然素材ということで、匂いも悪くなくて、防水スプレー特有の臭いが嫌いな方にも。なかなか効いているのか効いていないのか心配になるときがありますが。

外で、風通しの良いところで使いましょう。

まるでメーカーかお店の宣伝のようになっていますが、使うときには換気に気を付けましょう。
結構臭いも強いですし、身体にも良くはないので、気分悪くなったり、下手すると命に関わります。

それさえ気をつければ、この時期、とても役立つアイテムだと思います。

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