[1402-201702] 三大メガバンクがサービスを開始して、いよいよ使いやすくなった「デビット」を改めて薦めたいと思います。

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当サイトではコンスタントに取り上げているのが「デビット」です。これ、「デビットカード」と書くと正式には違うようで、時々ご指摘を受けるので今回は「デビット」で統一させたいと思います。

元々は旧イーバンク(現楽天銀行)やスルガ銀行など、比較的異端(静岡においてはシブ銀の名で親しまれている静岡銀行と比べるとまた違った立ち位置)でちょっとマイナーな存在だった「デビット」。そこに数年前に三菱東京UFJ銀行が参入したことで少し流れが変わりました。メガバンクが参入すると、そこそこ知られるようになってくるので。

そこにきて、昨年から残りの2行、三井住友銀行とみずほ銀行も続々と「デビット」を始めました。こうなると「敢えてそのためだけに口座開設する」必要もなく、普段使っている口座にデビットを付けるだけで済むようになり、利便性も高まります。

今回、半分休眠状態で眠っていた口座も含めて手元にメガバンク3行の口座がありましたので、年末から年始にかけて申し込みをしておきました。改めてこの「デビット」の魅力について触れながら、それぞれのカードについて簡単に書いてみたいと思います。

既に4年近くメインで使っている私が感じる「デビット」の魅力。

私が、というよりも私たち夫婦がともにメインで使っています。この辺りは過去何度も触れていますが、現在も変わりません。

「デビット」は普段はクレジットカードと同じ感覚で使えます。店頭でのカード支払時には「クレジットで」「カードで」など、普段クレジットカードを使うときと同じように出せば問題ありません。(むしろ「デビットで」などと言うとまだまだ知らない店員さんも結構いるので混乱させてしまう)ネットでの買い物も同じ。クレジットカードと全く使い方は同じです。

違うのは今その口座に入っている預金額までしか使えないということです。そして、基本的には決済直後に口座からその金額がすぐに引き出されます。この性質から、月々の定期的な支払いが伴うカード払い(携帯電話や一部ネットでの月額払い等々)が使えないこともあります。また、現時点ではApple Payなどのおサイフケータイ系のサービスにも対応していないことが多く、これ一枚ですべてを賄うというのは少し厳しいかもしれません。

その点を考えると、生活においては個人的にはクレジットカードと併用が良いと思っています。ただ、クレジットカードだけしか使わないというのも勿体ないと私は思っています。

特に前述のようにメガバンク3行がサービスを始めたことで、より多くの方が今から敢えて新規で口座を開設しなくても、今ある口座で発行してもらうだけで済む状況は、生活口座やクレジットカードの引き落とし口座でこのデビットも使いやすくなった、ということです。財布に一枚、デビットも忍ばせておくと、非常に便利です。

私の基本的なデビットの使い方。

自分の中で既にある程度資産運用や、生活設計ができている方は別ですが、私は結構意思薄弱、また衝動的に後々のことを考えずに買い物をして、少々家計が厳しくなったり、翌々月のクレジットカードの引き落とし額を知って嫌な汗が出ることも多々あります。

クレジットカードというのは、目の前でお金が動かないので、購入時のハードルが低くなりがちです。同様に手持ちのお金が減らない分、細々としたモノで使っても、使った金額が把握しきれないことも多いと思っています。

今自分のお財布の中の金額が常に把握できている方には何の問題もありませんが、これらをすべてクレジットカードにしてしまうと、結局その月にいくら使ったのか、使い過ぎなのか、無駄はないのか、といったことの見直しも疎かになりがち。その点、デビットだと、その場で自分の銀行口座からダイレクトにお金が引き出されます。

ネット通帳でも構わないのですが、これをこまめに記帳する癖がつくと、通帳自体が利用明細になります。ただ、通帳には「デビット」としか記載がないので、思い出せない時には後でWEBで細かい明細を確認する必要があります(各社ともに簡単にではあるものの、デビット用の会員ページを提供しています。)

そこで、余程大きな買い物や、前述のような月々定額の(一部使えない)サービスを除いて、普段の買い物に関してはデビットと現金をメインにしています。ネットでの買い物でもAmazon等主要ショッピングサイトはほぼ使えますので、そこでクレジットを使いたくなる(お金がすぐには減らないので)ところを一呼吸入れて、デビットで買うようにするのです。

デビットでもその買い物をするか

というのは、買い物をする上での大きな判断基準になります。ここ数年は大半の買い物はデビットを使うようになりました。

あとは、海外で現地通貨が必要になった時に、予めこちらのデビットにお金を入れておいて、それを引き出すというのもクレジットカード同様に可能なので、意外と使えます。クレジットカードのキャッシングで現地通貨を引き出しておいて帰国後にすぐその分を返済する、というのは海外に行かれる方だと結構使われる手ではありますよね。

使い方を細かく書いていくと今回もそれだけで終わってしまいそうなので、その他の私の使い方や、デビットに関する考えは折りに触れ書いていますので、興味のある方は合わせて御覧ください。

[0728-201504] 新年度を迎えて、クレカを愛用しているあなたにこそ薦めたい、一枚持ってて損は無い、私が愛するVISAデビットカード。

2015.04.01

[0520-201501] そもそも限度額高すぎ。私がクレカよりVISAデビを愛用する理由。

2015.01.10

メガバンクの発行するデビットをそれぞれ簡単に見ていきます。

それでは、簡単にメガバンク3行のデビットについて触れていきたいと思います。ちなみに「SMBCデビット」と「みずほJCBデビット」はまだ入手間もないため、こちらは今後使っていく中で気付いたことが出てくれば、その都度追記していきたいと思います。

三菱東京UFJ銀行 – 三菱東京UFJ-VISAデビット

個人的に使い慣れていることもあり、今までも散々濃い文章を書いてきたのがこの「三菱東京UFJ-VISAデビット」。当サイトでも常にアクセス上位にあるのがこのカードの文章です。

[0328-201409] 三菱東京UFJ-VISAデビットの利点と弱点。それでもこのカードを愛用する理由。

2014.09.17

既にサービス開始から数年が経っていることもあり、開始当初に比べると使い勝手で惜しかった部分もどんどん改善されてきています。その辺の積極的な部分は非常に評価できるな、と思っています。

使ってきて感じるのは、意外とネット関連の支払いにも融通が効くこと。例えば携帯電話ではMVNOのDMMモバイルの支払いにこのカードを使えています。(ただし、DMMに関しては、私の場合、2枚ある内の1枚は使えるものの、もう1枚は使えないので、この辺りの承認がどうなっているのか不明です。)他にもEvernoteやDropboxなど、ネットの月額定額支払いのサービスもこれで使えているのは非常に助かるところ。唯一私のところでダメだったのがJustsystemでした。

電気料金やガス料金などでも我が家では普通にカード払い(結局口座引き落としと変わらないので、する意味があまりないのですが)出来ているので、そうした点では使い勝手は良いのかな、と思います。

キャッシュバック率 0.2%
年会費 1,080円。ただし初年度または23歳以下は無料。年間10万円以上の利用で翌年度無料。
残高確認 VISAデビット 会員用Web, アプリ「My Money

以前は残高不足の際に何の前触れもなくカードが止まり、復帰にも電話が必要で、再開まで数日かかる、といった普段使いには意外と困る部分もあったのですが、その辺りも最近では改善されています。(電話連絡不要。入金した日の深夜に引き落としがかかり、復活は翌営業日。)既に数年使っていて慣れていることもあり、個人的に使いやすいデビットです。

カードの種類が色だけしか選べない(白、黒、赤)のは、カードのデザイン好きにはちょっと残念なところです。

三井住友銀行 – SMBCデビット

最近になって存在を知ったSMBCデビット。こちらは名称はVISAデビットではないんですね。(実際はVISA扱い)。後発ということもあって、既に出ているデビットをある程度研究してきて出しているな、とは思います。キャッシュバック率が先行の三菱東京UFJ-VISAデビットより0.05%高かったり(申込時に三井住友銀行の方に「三菱さんより少し高いと思います。」と言われました。)

ただ、惜しいのは月々の定額払いには一切使えないこと。これ、最初気付かずにEvernoteやDropboxをこちらに切り替えたところ、支払日に「決済できませんでした」とメールが続々と来て、電話で問い合わせて知りました。

SMBCデビットは「その場で決済される(その場限りの)お支払いにのみご利用いただけます。」とのことです。これはちょっと残念ですが、それだけデビットでネット料金やスマホ、公共料金を払おうとして、残高不足、という例が多かったのかもしれませんね。そのためSMBCデビットとしてはこの辺りは予め制限しておきたかったのかもしれません。

キャッシュバック率 0.25%
年会費 無料
残高確認 会員用WEBサイト, アプリ「SMBCネットワークアプリ」(Moneytreeの会員登録が必要)

あと、残高確認が三菱東京UFJ-VISAデビット同様、アプリでも行えますが、これがMoneytreeと紐付けられていて、普段使っていない人は新たに会員登録が必要なところは非常に残念です。新たなサービスは登録したくなかったので、使っていません。

カードの種類は4種類。ただし、口座開設時はキャッシュカードと同柄しか選択できないのは残念です。特にキャッシュカードはBASICであれば即日発行してくれる利便性もあるので、私も今回はBASICのデビットになりましたが、既に口座をお持ちの方や、新規口座開設だけどキャッシュカードも待てるよ、という方は他の3種類のデザインも選べるので、ここはせっかくなので好みのものを選びましょう。

みずほ銀行 – みずほJCBデビット

前述の2行に比べるとあまり大々的に押し出していない印象のある、みずほJCBデビット。なんとなくみずほ銀行らしい気がしてしまうのは私だけでしょうか。

キャッシュバック率も普通(0.2%)、年会費も1,080円ですが、年1回以上って普通に発行して使うつもりの人なら実質無料です。SMBCデビットのように無料、キャッシュバック率も0.05%高いです!ということもなく、かといって三菱東京UFJ-VISAデビットのように10万円以上使ってくれたら無料だよ、というようなこともない。ただ、その点案外使いやすいのかもしれません。

特に普段みずほ銀行をよく使っている人にとっては、利用でみずほマイレージクラブの特典が適用されるのは地味に便利かな、と。

キャッシュバック率 0.2%
年会費 1,080円。ただし年1回以上の利用で無料。
残高確認 MyJCB, アプリ「MyJCBアプリ

カードの柄は2種類(というか2色)。特にデザインに凝っている訳ではありませんので、その点は三菱東京UFJ-VISAデビットに近いかな、という気もします。

残高照会がMyJCBで行うというのも割り切りが良くて良いと思います。ということは通常のMyJCBアプリが使えることになるので。この辺り、JCBらしいともいえますね。

特典や還元率よりも、普段どの銀行を使うかで選ぶのが良いと思います。

還元率、年会費等を一応挙げてはみましたが、実際ほとんど違いはないです。特典もそれ程変わりません。多少の違いを眉間にしわ寄せて研究して選ぶよりも、素直に普段使っている銀行口座で選ぶのが一番です。なぜなら、普段使いのしやすさは、どれだけその口座を普段使っているか、に影響するからです。

給与振り込み口座にしていれば手数料無料その他色々特典が既に付いているかもしれません。入金のしやすさ、管理のしやすさなどを考えれば、デビット自体の多少の違いはあっても、その銀行口座が一番使いやすいからです。

普段使わない口座でデビットを使おうと思っても、面倒になるだけで結局その良さは分かりません。

実際、私は楽天銀行の口座と楽天銀行のデビットも持っていますが、普段それ程使っていないので、入金が面倒なんです。楽天カードも持っていないので特典や優遇が付かない分、入金するのにさえ手数料がかかるのです。幾つかの支払いを楽天銀行のデビットにしていたのですが、普段から使わず口座にほとんどお金を入れていなかったので、毎回入金が面倒で、定額支払い系はメインバンクでもある三菱東京UFJ-VISAデビットに変えてしまいました。

今回もメガバンクのデビットをそれぞれ挙げてみましたが、もし既に口座をお持ちであれば、とりあえず手数料もかからない(一部かかる可能性はあるものの)で、一度持ってみてほしいな、と思います。使ってみると思った以上に使いやすい、これらのデビットの魅力が分かるのではないか、と思っています。

これからも引き続き時々デビットについては触れていきたいと思いますが、その魅力が少しでも多くの人に伝われば嬉しいな、と思っています。

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