[1435-201705] 昨夜頂いたレビューのご指摘が私にとっても心残りの部分でもありましたので、改訂版を検討しています。

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今週は先日発売した電子書籍「靴ブラシで歩き方が変わる。」について、頂いたレビューやメッセージから、私の感じたこと、今後考えていることなどを書いています。

前回☆1つを頂いた話を書きましたが、凄いですね、昨日はkindle unlimitedで読まれているページ数が分かりやすいほどに落ちました。3分の1以下。販売冊数は先週から落ち着いていたのですが、Unlimitedだけは変わらず、それどころかむしろ高値安定だったんですね。むしろ先週から今週にかけて更に増えていたくらいです。だいたい1日につきページ数換算すると購入冊数の10~20倍くらい。それだけ「読み放題」が活用されているのか、と思うと少し驚きました。

それが昨日は突然3分の1以下まで落ちたので、改めてレビューの効果って大きいんだな、と思いました。それに伴ってランキングも100位前後で安定していたのが300位辺りまで落ちていますので、Unlimitedの影響は大きいのかな、と思います。もちろんまだ1日なので、単なる誤差の可能性もありますので、引き続き見ていきたいな、と思っています。

[1434-201705] 評価☆1つに流石に昨夜は凹みましたが、改めて私が敢えて本に加えなかったこと。反対に意識的に何度も触れたことについて。

2017.05.22

さて。レビューを頂く度に毎回こちらで触れていくわけではないのですが、昨夜頂いたレビューが、今回私が本を出す直前まで悩み、また今も心残りでもある部分をしっかりと指摘して下さった、厳しくも的確なご意見(ご感想)でしたので、ご紹介するとともに、これに合わせて私がこの後考えていることを書いてみたいと思います。

全体的に「ある程度知識がないと読めない構成」という矛盾が惜しい。

少し長いのですが、レビューをされた方の真意とズレてしまうと申し訳ないので、そのまま全文引用させて頂きます。

シューケアの意識を変える
投稿者 NNS 投稿日 2017/5/22
Amazonで購入
まず注意すべきこととして、この本は表紙の見た目やタイトルに反して、本当の初心者・未経験者向けではありません。
いわゆるハウツー本ではないので、シューケアの詳細な方法はあまり書かれていませんし、内容も段階的ではありません。
専門用語も解説無しに使われていることが多く、本当の初心者は頑張って調べながら読むくらいしないと文章の理解すら難しいでしょう。
‘’内羽根ストレートチップ1択‘’と言われて「内羽根?ストレートチップ?」となる人や、
‘’デリケートクリームの使いすぎは駄目‘’と言われて、「そもそもデリケートクリームってなに?」となる人には、多分まともに読めません。

この本をオススメしたいのは、ある程度靴磨きをかじっている人、特に「ネットや人づての情報を元に、なぜそうするのかあまり考えず、とりあえずそ決められた方法でシューケアしている人」は、この本を読むとかなり驚きがあるのではと思います。
「そうすることで、靴にどのような影響があるのか」ということ、更には「いままで行ってきたことが本当に良いことなのか」を考えるようになります。
この「考えるようになる」というのがミソで、この本では化学的・物理的にどうとかまで突っ込んだ話はありません。明確な証拠に基づく答えでもないし、著者も「この本を容易く信じるな」と言っています。
ただ、今まで漫然と言いなりでやってきたシューケアに対し、多角的な見方を提示されることで、「自分の意思で靴を意識する」ようになります。
ある意味、啓蒙書に近いものがあるかも知れません。こういった本は、シューケアというジャンルとしては恐らく史上初なのではないかと思っています。そう考えると、とても貴重な本です。

惜しむらくは、説明不足で初心者に勧められないこと。レビュー冒頭でああは書きましたが、本文を読んでいると「初心者に読んで欲しい」という筆者の想いを切々と感じることができるのです。私も、この本の内容は初心者に知って欲しいことが多分に含まれていると思います。
だからこそ、例えば著者イチオシの「内羽根ストレートチップ」について、絵や写真はおろか、どういう形状でどういうデザインなのか文章による説明もないような、全体的に「ある程度知識がないと読めない構成」という矛盾が惜しい。
もとはブログのようなので、もしかしたら元記事はその辺キチンとフォロー出来ているのかもしれませんが、そこはやはり、有償の書籍化にあたって再構成してほしかったかな、というのが正直なところです。

ただ、間違いなく読む価値のある本であり、著者の次回作が楽しみになりました。

購入された方の場合には「Amazonで購入」って出るんですね。ご購入頂いたようで本当にありがたいです。ありがとうございます。全体を通して、厳しくも、しっかり読んでくださっているのが伝わってきまして、また温かい目で応援して下さっているのも分かり、昨夜は冗談抜きで少し胸が熱くなりました。とても嬉しかったです。(最近はこういうことばかりでありがたいです)

この中で頂いた「表紙の見た目やタイトルに反して、本当の初心者・未経験者向けではありません」という部分、とても痛いご指摘でした。ブログの文章を元にして書いた時に、この点がとても悩み、また時間がかかった部分でもありました。ブログの場合であれば幾らでもリンクや画像を貼ったり、補足説明を加えたり、他のサイトの文章を頼ったり(引用のルールに従う範囲内で)、ということが出来るのですが、一冊の本にまとめるとなると思った以上にこの過程が難しかったのです。「コピー&ペーストで形整えて即完了」といかなかったのが、私の常日頃の文章力のなさでもあるかもしれません。

「専門用語の説明をどう加えるか」は打ち合わせ段階から悩んでいた。

今回、本を出すにあたってイラストレーターの清水久子さんに表紙のイラストをお願いしたのですが、清水さんがイメージを掴むために一度途中の段階の本を一通り読んでみたい、と言われました。原稿のファイルをお渡しして、次の打ち合わせの際に言われていたのが「黒内羽根ストレートチップってなんて読めばいいんですか?」ということでした。私、すっかり読まれる方の視点を忘れてしまっていたんです。自分にとって当たり前のことは決して人にとっても当たり前のことではない。本の中でも書いていながら、すっかり抜け落ちていた部分でした。

本を作る段階から、今回のレビューをされた方が「本文を読んでいると「初心者に読んで欲しい」という筆者の想いを切々と感じることができるのです。」と言われているように、普段ブログまでたどり着ける(ある程度靴に関心を持っている)方だけでなく、より幅広い、初心者、入門者のような方にも読んで欲しい、という気持ちが強くありました。であれば、この辺りの気配りというのは必須だったはずなのです。にも関わらず「細かいマニュアル、ハウツー本ではないので、むしろ読むのが面倒になるような難しい説明は避けよう」と思ってしまったのです。でもこれでは違います。難しい説明を避けたのではなく、基本的な説明を怠ったんですね、私。

この辺り、ご指摘のように、

例えば著者イチオシの「内羽根ストレートチップ」について、絵や写真はおろか、どういう形状でどういうデザインなのか文章による説明もないような、全体的に「ある程度知識がないと読めない構成」という矛盾が惜しい。
もとはブログのようなので、もしかしたら元記事はその辺キチンとフォロー出来ているのかもしれませんが、そこはやはり、有償の書籍化にあたって再構成してほしかったかな、というのが正直なところです。

ということに繋がってしまいました。これは私の完全な至らなさです。初めての方にも読んで頂きたいのに、初めての方にとってとても分かりづらいものとなってしまった。

恐らく今回実際に読まれた方の中にも、同様の違和感、読みにくさを感じられた方は多いのではないかと思います。

イラストと専門用語それぞれの説明を加えたアップデート版を検討中です。

清水久子さんのスケジュールの都合もあるので、即、という訳にはいきませんが、これは必ず実現させたいと思います。どこまで読みやすいものに出来るか分かりませんが、新たに文中で取り上げている用語(主にお手入れ用品)のイラストと簡単な説明を加えた第2版のようなものを近々出したいと思います。修正が終わりましたら、アップデート版としてAmazonに再度上げますので、「既にご購入頂いている方には自動で配信、現行版から更新」されますので、特に何か特別な手続きをして頂く必要はありません。(注:この後に追記しましたが、自動配信は一部の場合のみのようです。手動でのアップデートの可能性もあります)この辺りは紙の書籍とは違った電子書籍の強みでもありますね。

上記ヘルプによると、既に購入された読者に更新が通知されるのは「読書体験を大きく損なうような問題が改訂版で修正された場合のみ」で、その判断はAmazon側で行うようです。もちろんこれに該当しない場合でも、購入された方はご自身の「コンテンツと端末の管理」ページからいつでも最新版を入手できるようにはなるようですので、この場合にはこのブログ及び商品ページでもお知らせしたいと思っています。

どの程度まで加えられるか、どの程度まで読みやすさが変わるかはまだ分かりませんが、お待ち頂けますと嬉しいです。(もちろんこれから購入されても、更新時には同様に自動で配信されますのでご安心ください。)

より幅広い層の方に届くようなより良い本を目指していきたいと思います。

もちろん私の本はこれが最後のつもりはありません。今回の方からもありがたいことに「シューケアというジャンルとしては恐らく史上初であり、とても貴重な本」「間違いなく読む価値のある本であり、著者の次回作が楽しみ」とまで言って頂けました。本当に感謝しています。ちょっと次回作のハードルが上がってしまいましたが、それは嬉しいことだと思っています。

同様に、このブログもようやく4年目に入りましたが、これからも6年、8年、10年と継続していきたいと思っています。この3年間で例えば私の靴のフィッティングに関する考え方(発信の仕方)に変化が起きたように、これからもそうした成長を少しでもお見せ出来たらいいな、と思っています。その3年間の表現の一つが今回の本だと思っています。

[1433-201705] 今も変わらず雨後の筍のように出てくる、責任の所在を明らかにしない医療系まとめサイトを眺めながら、自分自身の文章と本についても考える。

2017.05.21

これからも変わらず、時には厳しくも温かく、見守っていただければと思っています。

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