[革靴] 税込1,600円。忘れがちな旅先や出張先での靴のお手入れを考えてみる。

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先週末は1泊2日で鎌倉と江ノ島に行ってきました。ちょうど多摩川の花火大会が中止になったように、1日目の夜は見事な雷雨でした。2日目は午前中は霧雨、午後は強い日射しの中で鎌倉と江ノ島を歩き廻りました。

私は基本的に雨が事前に予想される日は革靴です三交製靴 ラギッドシューズを今回も履いて行ったのですが、先日の台北でも、また国内の小旅行でも革靴を履いていくことが多いです。ジャケットなどが必要な状況もありますし、自然の中を歩くことも多々あります。また突然の雨も考えられますので、汎用性が高く、自分の足に馴染んでいる靴、となると自然とこの選択になります。

私の場合には単に革靴好きということもあるのですが、中には出張などで(仕方なく)革靴を履いていかなければならない、という方も多いと思います。普段と違って、宿泊を伴う出張や旅行などでは同じ革靴を連日履かなければならない場合もあるでしょう。

このブログでは以前から革靴のお手入れには「ブラッシングとグローブによるから拭きだけで充分」と書いてきました。それは出張先や旅先でも変わりません。ただ、こうした状況は普段と違い、なるべく無駄な荷物は省きたいのではないかと思います。とはいえ、私たち同様、革靴にとってもこうした旅先というのは普段以上に消耗が激しいのも確かです。また出張であれば、例え1足しか持ち歩いていなかったとしても、綺麗な靴で仕事に臨んで欲しいな、と思います。

そこで今回はこうした旅先・出張先にも持ち歩ける「最低限だけれど必要充分」なお手入れ用品の組み合わせを考えてみたいと思います。

旅行や出張用の特別な組み合わせを考える必要はありません。むしろ普段から使って欲しい。

もちろん旅行や出張時しか使わない特別なセットを揃える必要は全くありません。そうした特別な時しか使わない組み合わせは無駄になるだけでなく、結局肝心な時にも使いづらかったりして使わなくなってしまいます。とはいえ、普段愛用しているブラシは持ち歩くには嵩張ってしまうので持ち歩くには辛い、という方も多いのではないでしょうか。

東急ハンズ 渋谷店

今回は折角なので私自身も一から揃えてみようと、東急ハンズを訪れてみました。

そこで「普段から使えることも考えた上でのお手入れ用品一式を揃える」場合を想定して、折角なので私自身東急ハンズで改めて揃えてみました。

基本は変わらず「ブラシとグローブ」。そこに+αを考えてみると。

革靴のお手入れの基本となる「グローブ」と「ブラシ」のセットに「撥水スプレー」を加えました。

左から「M.モゥブレイ グローブクロス」「矢澤 白木ブラシ ホースヘア」「コロンブス アメダスミニ」です。
合わせて税込1,598円でした。

今回は一から買い揃えましたが、既に「ブラシとグローブ(もしくは布)」が習慣になっている方は改めて買い替える必要はないと思います。(靴ブラシは持ち歩くことを考えると小さいサイズを一つ買い足しても良いかもしれません。)

持ち歩くことを考えると、なるべく「軽く」「嵩張らず」、けれど「使いにくくはない」ことが大切かな、と思います。幾ら軽くても使いにくければ結局使わなくなってしまいます。今回久しぶりに東急ハンズでしばらく悩みました。初めて靴のお手入れ用品一式を揃える方の気持ちが改めて分かりました。うん、とても悩むし大変だ。あと、声かけられるのではないか、とちょっとドキドキしました。

[1024-201509] たまには靴でも磨くか、と思った時、初心者がいきなり東急ハンズとか行かないほうが良い理由。

2015.09.26

揃えたのは上の写真の3点。

グローブ M.モゥブレイ グローブクロス 540円(税込)
ブラシ 矢澤 白木ブラシ ホースヘア 410円(税込)
撥水スプレー コロンブス アメダスミニ 60ml 648円(税込)

合わせて1,598円(税込)です。他に趣味で+αを加えていますが、基本的にはこのくらいで充分ではないか、と思います。あとは旅行先、出張先に合わせて、また日数に合わせて調整していけば良いかな、と思います。

軽くて二つ折りにも出来る「M.モゥブレイ グローブクロス」。

まずは「グローブ」。普段であれば「靴ブラシ」から入るのですが、ブラシが嵩張るのが辛ければ最低限これだけでも鞄の隅にでも突っ込んでおいて欲しいな、と思います。

普段はコロンブスの「HGグローブシャイン」を愛用しているのですが、セーム革の分、若干厚みがあるのと、二つ折りにするのが何となく躊躇われる(もちろん折れますが)ことから、手頃な価格で二つ折りにしても嵩張りにくい「M.モゥブレイ グローブクロス」を選びました。

「布一枚入れておけばいいじゃん。」と思われる方もいると思うのですが、個人的に布って磨きにくいので、グローブをオススメしたいところです。(布はクリームを付けて塗りやすい、というメリットも確かにあるのですが。)

M.モゥブレイ グローブクロス

磨き面がフワフワとして柔らかい手触りなのも結構好きです。

普段自宅で「HGグローブシャイン」を使われている人も、職場や出先では鞄のポケットの中にこれを二つ折りにして入れておけばいつでもから拭きが出来るので(から拭きするだけでもだいぶ表情は変わります)サブとして一つ持っておいても良いかな、と思います。

手への収まりが良く、馬毛ながら価格も手頃な「矢澤 白木ブラシ ホースヘア」。

「ブラシ」に関しては持ち歩くことを考えるとなるべくコンパクトなモノが良いのですが、かといってあまりに小さすぎても使いにくくなります。店頭に並ぶ幾つかのミニサイズのブラシを実際に手に取ってみたのですが、その中で個人的に気に入ったのがこちらのブラシです。

矢澤 白木ブラシ ホースヘアです。M.モゥブレイなどからこれより小さいサイズのブラシもあったのですが、手への収まり具合が個人的にイマイチでした。あとはブラシがホースブラシだったということ。手に触れた時の柔らかさが好み。コロンブスからも豚毛の全く同じ形と大きさのブラシもあるのですが、今回は手触りで馬毛を選びました。

そして嬉しかったのがやはり、

矢澤 白木ブラシ ホースヘア

「380円+税」というお手頃感にやられました。

「380円+税」というお手頃感。普段使いとしても複数個持っていても良いかな、と思える手頃さが魅力でした。

意外と困る旅先の雨と汚れ。60mlで小さく軽い定番の「コロンブス アメダスミニ」。

出先で意外と困るのが突然の雨や、連日履くことで気になる汚れです。普段から「ブラシとから拭き」をしていればそれ程大事には至らないのですが、それでもあると気持ち的にも安心なのが「撥水スプレー」です。今回はコンパクトな旅行用サイズを加えてみました。

アメダスを選んだ一番の理由は「価格が手頃(648円)だったから」。元々60mlって撥水スプレーの用途を考えるとCP少し悪いんです。だって、60mlで600円ですが、420mlだと2,160円です。普段使いなら420ml買った方が良いです。けれど旅先に200mlや400mlは持ち歩けません。となるとこうした限られた用途で買うしかないわけです。であれば、なるべく安く済ませたい。

価格が手頃で日本のメーカーが出している定番中の定番ということで、サイズも価格も妥当かな、と思いました。ただ、普段使いは勿体ないので、これだけは旅先・出張先専用にしようと思います。

そのままでも良いけれど、試しに「国立商店 ヌメ革xパラフィン帆布ポーチ」に入れてみた。

この3つであれば、それ程嵩張らないのでそのまままとめて鞄のポケットの中などに入れても良いのですが、一応ブラシもありますし、意外と小物って個別に入れておくと鞄の中で邪魔になることもあるので、今回はポーチに入れてみました。

国立商店 ヌメ革xパラフィン帆布ポーチ

以前取り上げた「国立商店 ヌメ革xパラフィン帆布ポーチ」に入れてみました。

以前取り上げた国立商店の「ヌメ革xパラフィン帆布ポーチ」。マンスリースペシャルとして限定で発売され、再販するたびに即完売する人気商品です。

[1436-201705] 国立商店 ヌメ革xパラフィン帆布ポーチは定番化して欲しい、使い勝手の良い商品です。

2017.05.23

現在在庫切れですが、先日確か「定番として発売する」とどこかで目にした覚えがあるので、期待して待ちたいと思います。既に2つ愛用中です。今回はこちらに前述の3点と、個人的に使用頻度の高い+αを入れてみました。

「M.モゥブレイ シューナチュラルフレッシュナー」「コロンブス アメダスミニ」「矢澤 白木ブラシ ホースヘア」「M.モゥブレイ グローブクロス」

奥から「M.モゥブレイ シューナチュラルフレッシュナー」、「コロンブス アメダスミニ」、「矢澤 白木ブラシ ホースヘア」。
下にあるのが二つ折りにした「M.モゥブレイ グローブクロス」です。

写真奥に見えるのが+αの「M.モゥブレイ シューナチュラルフレッシュナー」です。

必需品ではないのと、完全に個人的な好みであること、今回の1,600円とは別に考えたい価格(税込2,160円)なので先ほどの一覧からは除きましたが、所謂「消臭・除菌ミスト」です。あとは防カビ成分も含まれているのもポイント。

連日履くことを考えると「シュードライ」など翌日まで靴の中の汗を残さない除湿剤を持ち歩きたいところですが、シュードライって意外と嵩張るので、普段は一日履いた後にこれらの消臭・除菌ミストを一吹きずつしています。取扱い店舗が少なく、ネットでも一時期ほとんど目にしなかったのでてっきり販売終了にでもなったのかと思ったのですが、今回東急ハンズではしっかり日本製も含めて4種類とも展開していたので大丈夫そうです。

「国立商店 ヌメ革xパラフィン帆布ポーチ」に全て入れたところ。

「M.モゥブレイ シューナチュラルフレッシュナー」を加えてもちょうどピッタリ収まりました。
(前述の写真のように縦に並べてではなく、横にして入れています。)

先ほどの写真のように縦に3つ並べると高さ(幅)的に無理なのですが、横に3つ並べて入れるとピッタリ収まりました。特に開け閉めも窮屈感もなく、少し余裕もあります。レザーのポーチなので若干重さが増してしまいますが、この辺りは好みで好きなポーチや袋に入れてまとめても良いと思います。

旅先や出張先だけでなく、普段から「使いたくなる」組み合わせを探してみて下さい。

国立商店 ヌメ革xパラフィン帆布ポーチ

ポーチの中のポケットに携帯用の靴べらも入れてみました。

別に普段からあらゆるモノを持ち歩こうとしなくても良いと思います。実際3点全てを先ほどのような革ポーチに入れて普段から持ち歩く必要はありません。

ただ、例えば普段は鞄の中に先ほどの「グローブ」だけ折りたたんで入れておく、とか、ミニブラシくらいなら入るかな、とか、幾らでもアレンジは可能だと思います。

今回挙げた3点は日帰り程度であれば毎回持ち歩くことはありませんが、先日の台北のような4~5日間、更に雨の多い時期であれば「旅行用鞄の中に入れておくと安心」な最低限だけれど充分過ぎるセットになりますし、1泊2日でも先週末の雷雨もあった鎌倉と江ノ島のような革靴を若干酷使して一日中動き回るような時であれば、ホテルに戻った夜にブラシやグローブがあるだけでだいぶ違います。また撥水スプレーがあればこの時期の突然の雨にも気持ち的に安心です。

靴ブラシとグローブ、撥水スプレーの組み合わせ。

ミニブラシとグローブ、ミニサイズの撥水スプレー程度であれば、大して嵩張りません。

今回挙げたモノはどれもこのブログでは「何を今さら」な定番中の定番の組み合わせです。(撥水スプレーが加わったくらいです。)ただ、それらのモノを「どうすれば使いたくなるかなぁ。」「ストレスにならず持ち歩きたくなるかなぁ。」と考えて(想像してみて)実際に揃えただけです。そして価格は税込1,598円でした。けれど、これでお手入れが面倒にならず、安心して毎日靴を履けるのであれば決して無駄ではないと思っています。

何も今回挙げた商品でなくても構いません。自分の手元にあるお手入れ用品を眺めながら、「小さなブラシだけ加えてみようかな」とか、「折角だからグローブ、鞄の中に一つ加えてみようかな」と考えてみるきっかけになったらいいな、と思っています。

合わせてスマホの中にこの本も入れておいて頂けたら嬉しいです。

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靴ブラシとグローブ、撥水スプレーの組み合わせ。

当ブログの「靴のお手入れ」と「選び方」が一冊の電子書籍になりました。

2014年4月から当ブログにて公開してきた200以上の「靴のお手入れ」と「靴の選び方」に関する文章をベースに加筆・修正を行い(実際にはほとんど書き直しました)、この度電子書籍として出版しました。 Kindle端末がなくても、お使いのiPhoneやiPad、Androidスマートフォンでも読むことが可能です。

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2016.03.03

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