[道具] 私の日常に欠かせない道具としてのHHKB Professional BT 英語配列モデルの、人によっては気になる矢印キーのこと。

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[道具] 私の日常に欠かせない道具としてのHHKB Professional BT 英語配列モデルの、人によっては気になる矢印キーのこと。

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長く使うものでもあり、日々のPCでの作業に大きな影響を与えるモノ。それが入出力に関わるデバイスです。「液晶モニター」「キーボード」「マウス」ですね。

PCを新調する、というとつい本体のスペックばかりに目が行きがちですが、個人的にはそれ以上に、いえ、本体はあまり深く考えず、好みで選んでも構わないけれど、これら入出力に関わるデバイスにはとことん拘って欲しいと思っています。というか、単に私が拘りたい。

だって、直接目に入ってくる(液晶モニターの質)、押し心地は常に指先という最も敏感な場所を通して身体に伝わってくる(キーボード)、常に触れ続け、細かい作業をする(マウス)からです。一つ一つの作業は僅かでも、毎日の積み重ねは大きく影響してくると思っています。

自宅のデスクトップPCに関しては長年東プレのRealforce一択なのですが、出先での作業にChromebook同様活用しているASUS ZenBook 3 UX390UAにもそろそろキーボードを検討しようと思っていました。そこで今回、東プレと双璧をなし、以前から愛用者の多いPFUのHappy Hacking Keyboardを購入しました。

HHKB Professional BT 英語配列モデル「墨」

購入したのは「HHKB Professional BT」の「英語配列モデル」の「墨」です。ただし、キートップの色を白に交換しています。

既に使用して2ヶ月以上が経つのですが大変気に入っています。出先にこのキーボードを持っていかずにZenBookのキーボードを使うと却ってタイプミスが多かったり、入力の一つ一つにストレスを感じることもあるくらいです。大きさも手頃でZenBookの上に置いても横幅もそれ程変わりがなく、Bluetoothということもあってケーブルの煩わしさもありません。MacBookと一緒に愛用されている方が多いというのも頷けます。

ASUS UX390UAとHHKB Professional BT

MacBookでの愛用者が多いようですが、ZenBookでも問題なく「上に置いて」使うことが出来ました。

ただ、あまり深く考えずに選んだこともあって、未だに慣れず、個人的には手強いな、と感じている部分もありましたので、購入を検討されている方の参考になれば、と思い、今回ご紹介したいと思います。(尚、上記写真は購入時の写真ではありません。実際の製品と色が異なりますので、ご了承下さい。その理由も合わせて書きたいと思います。)

HHKB Professional BT 英語配列モデル「墨」において人によっては気になる部分。

上の画像でお気づきの方も多いと思いますが、私は購入後にキートップをすべて交換しています。

PFU キートップセット白 (HHKB Professionaシリーズ英語配列モデル) PD-KB400KTW

キートップを別売りの白(PD-KB400KTW)に換えています。

私の購入時点ではHHKB Professional BTは「墨」モデルだけだったのですが、その後「白」も発売されました。私の中では墨の場合、瞬時にキーの文字が判別しづらいので、余程ブラインドタッチに慣れているか、ほとんどキーボードを見ない方でない限り白のほうが使いやすい、ということは分かっていました。分かった上での購入です。普段ほとんどキー自体見ることもありませんし、実際、この墨であることの文字入力は、普段の文字入力において私にとってはさほどストレスにはなりません。

ただ、このHHKB Professional BTの英語配列モデルに関しては別でした。これはよく調べないで購入した私が悪い。PFUには何の責任もありません。それが、

矢印キーはスペースキーの左右にあるファンクションキーを押しながらでないと入力できない

という点です。

矢印キーを多用する方には英語配列モデルは慣れるまでは結構手強いです。

HHKB Professional BTの矢印キー

上下左右の矢印キーはそれぞれ単体で押すと「[(↑)」「;(←)」「’(→)」「/(↓)」にまります。

少し分かりにくいのですが、上下左右の矢印キーはそれぞれ単体で押すと「[(↑)」「;(←)」「’(→)」「/(↓)」になります。これがどう困るのかというと、私、主にブログ更新など文章入力時に「左Shiftキーを押しながら矢印キーを使って範囲選択」をしながら様々な作業を行うからです。例えば範囲指定してからコピー、貼り付け、切り取り、再入力などですね。もう自分の中で癖になっている入力方法です。これが、毎回範囲選択する際に「スペースキーの左右どちらかのファンクションキーを押しながら」これらのキーを押さないと、単純に「[」「;」「’」「/」が入力されてしまうのです。範囲指定した文字列全てがこれらの一文字に置き換わってしまうので、その都度やり直し(Ctrl+Zなど)をしなければなりません。

結構鬱陶しいです。

また、普段であればこれら「[」「;」「’」「/」のキーは私はあまり使う必要がないのですが、このキーボードでは矢印キーを多用するため押す機会が増えます。その時に墨モデルだと一瞬どれが矢印か分かりにくいため、特に「←」を押そうとした際に誤ってその左の「L(PgUp)」を、また「/(↓)」を押そうとして誤ってその左の「.(PgDn)」を押してしまうことが多々あります。これも鬱陶しいんですね。特に「.(PgDn)」です。入力していて下矢印を押した筈が、ページが一気に下まで飛ばされてしまうのですから。

これを避けるため、またなるべく早くこのキー配列(キーの癖)に慣れるために、前述のキートップセット白を追加購入しました。(その直後に白モデルが発売したので、少し切なくなりました。)

矢印キーを多用する方には「日本語配列モデル かな無刻印」がオススメです。

それじゃあ、矢印キーを多用する人にはHHKB Professional BTはそもそも合わないんじゃない?それか何とか頑張って慣れるしかないの?と思う方もいると思うのですが、シンプルな解決策があります。それが「日本語配列モデル かな無刻印」モデルである「PD-KB620W(白)」「PD-KB620B(墨)」を選ぶ、ということです。

この「日本語配列モデル」、矢印キーが別途右下に付いているんです。ちょうど英語配列モデルでいうと右下の「HHKBロゴ」がある辺りに矢印キーが用意されています。

HHKB Professional BTのロゴ部分

ちょうど英語配列モデルの右下の「HHKB」ロゴのある部分に矢印キーが配置されています。

私の場合、ZenBookもChromebookも横に長いEnterキーとシンプルなキーに惹かれて海外モデルを使っていることもあって、それ以外でもほぼ英語キーボードばかり使っていました。そのため何も考えずにこのキーボードも英語配列モデルを選んだのですが、もし私のような矢印キーを多用する使い方をする方の場合は、この辺り予め店頭なりで確認した上で選んで欲しいなぁ、と思います。

来月23日には「HHKB20周年記念 ユーザーミートアップ」が開催されるようです。私が今回悩んでしまったような矢印キーの悩みなんてとっくに語り尽くされている気もしますが、そうした声が出てくると嬉しいなぁ、とちょっとだけ思っています。

Bluetoothに関してはわが家においては時々チャタリングが発生しまして(すぐそばに置いてあるのですが)、それが時々面倒ではあるのですが、それを除けば、キータッチなど使い勝手に関しては全く不満がないキーボードです。既に私の日常においては欠かせない道具の一つとなっています。基本的に荷物が余程増えない限り、一緒に持ち歩くことも多いです。

私の気になる点は単に購入時の選択ミスですので、商品の欠陥ではありません。以前から気になりながらなかなか購入に踏み切れないでいる方には(私も先日まではそうでした)普通に「やっぱり良いよ。これ。」とオススメしたいと思います。

HHKB Professional BT 英語配列モデル「墨」において人によっては気になる部分。

矢印キーを多用する方には英語配列モデルは慣れるまでは結構手強いです。

矢印キーを多用する方には「日本語配列モデル かな無刻印」がオススメです。

  • HHKB Professional BT 英語配列モデル「墨」において人によっては気になる部分。
  • 矢印キーを多用する方には英語配列モデルは慣れるまでは結構手強いです。
  • 矢印キーを多用する方には「日本語配列モデル かな無刻印」がオススメです。