[0111-201104] 地震イツモノート(ポプラ文庫)

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震災後、近所の書店では防災関連本が小さなコーナーになっているのですが、あまり気にしていませんでした。ただ、本屋は毎日のように行くので、その度目に入ってくる本があり、手にとって眺めてみたところ、これは良いかなぁ、と思いましたので、購入してみました。

まだパラパラと眺めている程度なので、詳しい感想はまた近々書きたいと思うのですが、今のところ先日購入したモンベルのエマージェンシーハンドブックと同じく、普段から気負わず眺めながら、非常袋の中にも入れておいてもいいかなぁ、と思っています。「はじめに」でもあるのですが、

この本は被災者の皆さんの意見をもとにつくられた、少し変わった防災マニュアルです。決して、正解を集めた防災対策でも、これさえもっていれば安心という処方箋でもありません。阪神・淡路大震災を経験した人たちそれぞれのキモチと、それぞれの工夫をまとめたノートのようなものです。

イラストも豊富で、各ページに幾つか項目があり、それぞれにそう感じた理由(キモチ)が幾つか紹介されています。「地震がおきた瞬間」から「その直後」、「救援活動」、「避難生活」、「地震が教えてくれる未来」とそれぞれに体験者の知恵と工夫、キモチが書いてあって、読むというより、気になったところを眺めている段階です。

東京では相変わらず照明は落としてはいるものの、日常からは少しずつ地震の感覚が薄れてきているのを感じます。

勿論それぞれに日常に戻り、毎日をしっかりと生きていくことが大切なのですが、先日も触れたように、この震災で感じたこと、思ったことが、まるで一時の流行のように冷めていってしまうのではないか、と少し心配になります。

熱しやすく冷めやすい、あっという間にブームが終わる、そんな感じに似ているでしょうか。「地震が起きる可能性は、モシモではなく、イツモある。だから、特別なことをするのではなく、イツモの生活の中で地震に備えていたい」(「地震イツモノート」より)。そのバランスが、なかなか難しいな、と感じているこの頃です。

#この文章は私の以前のブログ「毎月一品♪土屋鞄生活」で当時書いたものです。
2016年4月に発生した「平成28年熊本地震」に際し、改めて災害や震災、防災について自分の中で考えるために、また、あの当時感じた感覚を残しておく意味も込めて、再掲載することにしました。

[1220-201604] 意識して備え、その気持ちを維持し続けることは難しいけれど、それでもまた何か一つでも。平成28年熊本地震に際して思う。

2016.04.15
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