スタンディングデスクに卓下式引き出しを。FLEXISPOT S01を購入。

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前回、2年愛用中のスタンディングデスクの天板を環境にやさしいと言われている竹天板に交換した話を書きました。

こうした机周りの環境を考えるのは、一歩間違えると沼にハマる可能性の高いものです。実際、折角天板を木目のもの(竹)にしたのだから、折角なら色合いを合わせつつも、なるべくシンプルに整えられたら良いな、と思い始めています。で、一度思い始めると色々情報も入ってくるので、キリが無くなってしまうんです。

そうなってくると、その後は「自分の用途に合わせて机上のモノを充実させていく」という加えていく方向と、「なるべくモノを減らしてシンプルに」という減らしていく方向の間で揺れ動くことになります。そして、これには答えが無いですし、その時の気分によっても変わってくるので、非常に悩ましくもあります。

今回はそんな中で、結果としてモノを追加で購入しているので「加えて」はいるのですが、目的としては机の上をなるべくスッキリさせたい(「減らして」いく)という目的で購入したものを紹介したいと思います。

今回購入したのは、スタンディングデスクと同じメーカー(FLEXISPOT)製の卓下式引き出しである「S01」です。

今回はAmazonでも販売していたので、Amazonで購入しました。

この手のデスク下のトレー(引き出し)はいろいろなメーカーから出ていますが、雰囲気を統一させたかったことと、折角純正があるのだから(使い勝手も恐らくスタンディングデスクに合わせているだろう)ということでこちらに決めました。

色は白と黒があり、竹天板の明るめの色合いを考えると白が合いそうな気もしたのですが、私のスタンディングデスク本体部分が黒ですし、その他のスピーカー等も黒なので、黒を選びました。

今回この卓下式引き出しを選んだ理由は、収納が欲しかった、というよりも、現在机の上にあるUSBオーディオインターフェイスであるSteinbergのUR-RT2が結構存在感を出している気がしていたので、机下に収納したいな、と考えたからです。

現在主に妻の動画撮影時のマイクやヘッドフォン等を繋ぐために使っています。

個人的にこの雰囲気は好きで、決して合っていない訳ではないんです。ただ、何となく今の気分的に机の上の黒の比率を下げたかった、というだけの理由です。

今こうして改めて見てみると、別に合ってない訳ではなく、
むしろ机の上でも良かったのではないか、という気もしてきてしまいました。

とはいえ、使い勝手を損ねてしまっては意味がないので、あまり存在を主張しないながらも、すぐに手の届くところに設置したかったのです。で、なにか良い方法はないかな、と考えたところ、今回の卓下式引き出しが、引き出し上にスペースがあり、そこにラップトップやタブレット、ちょっとしたすぐ取り出す小物などを一時的に置いたりすることが出来る、というのに惹かれた、というのがあります。

卓下式ですが、天板裏と引き出し本体の間に隙間が結構あり、
そこに物を置けるようになっています(そのために上がフェルトになっている)。

ただ、モノを置きたいだけなら何も引き出しまである必要はないのですが、ただ結構すぐに机の上が置き場所の定まっていないモノが増えていたり、作業中に必要なモノが手の届かない場所(一瞬置き場所を思い出せなかったり)にあったり、といったこともあるので、それなりに収納できる引き出しもあると便利かもしれないな、というのもあります。

鍵も閉められますし、収納もそれなりにあります。
(ただ、その分後述しますが結構大きく重いです。)

ということで早速取り付けていきます。

本体の引き出しの中に付属品が一式入っています。
ドライバーやネジ止めするための位置決め用の型紙も付いているのは親切ですね。

天板裏には特に穴は開いていないので、予め付属の位置確認用の型紙を合わせて、錐で軽く痕を付けて、あとはネジをドライバーでねじ込んでいきました。

竹の天板裏にはこの引き出し用の穴は開いていないので、
設置したい場所を自分で決めて、自分で穴を開ける必要があります。

これ、あとになって気づいたのですが、私の場合スタンディングデスク右下にデスクトップPC(タワー型)を置いているので、同じく右側に引き出しを取り付ければ、足元に余裕が出来たんですよね。ただ、PC上のスタンディングデスクの部分にはエレコムの電源タップを両面テープで貼り付けているので、それを剥がして配線も見直さないといけなくなるので、まぁ左側で良かったのかな、と。

ただ、もし最初から卓下式引き出しも取り付けることを考えられているのであれば、電源タップの位置やPCをどこに置くか、なども予め決めた上で組み立てると楽かもしれません。

引き出し本体が結構重いので、左右のブラケットをネジ止めする際には、本来なら天板を裏返した状態が楽かもしれません。
ただ、その分天板を設置する時に重さが増えて大変になるのは悩ましいですが。

一応説明書では、左右のブラケットで中央の引き出し本体を挟み込んだ上で底面をネジ止めして固定してから、全体を天板裏にネジ止めするようになっています。ただ、私の場合はまた改めて天板を裏返すのも大変ですし、裏返したら裏返したで、今度は天板を改めて取り付ける際に引き出し本体分重くなるので、ますます一人での作業が困難になるので、そのままで作業しました。

FLEXISPOTのスタンディングデスクの場合であれば、天板中央のケーブルマネジメントも兼ねた枠の近くまで寄せてしまっても、引き出しとの間に隙間が出来ます。私の場合はあまり出っ張って欲しくなかったので、なるべく奥にネジ止めしました。

先に左右のブラケット部分だけネジ止めしてしまうと、もしかしたら引き出し本体が取り付けられないかもしれません。とはいえ、両側を取り付けた状態で支えながら天板裏に取り付けていくのも大変なので、私の場合は片側だけブラケットのみ先に取り付けた上で、本体を取り付け、挟むような形でもう一方のブラケットを最後にネジ止めしました。

斜め前から撮っているので、かなり出っ張っているように見えますが、実際はそこまででもないです。
ただ、ここは好みによるかな(出ていたほうが使いやすい、という人もいると思うので)。

ということで、取り付け完了。あとはこの上の隙間に先程のUSBオーディオインターフェイス、SteinbergのUR-RT2を設置します。

先程はスタンディングデスク本体の色と合わせて黒を選んだ、と書きましたが、
このUR-RT2も黒なので、その意味でも黒で良かったような気がします。

あとはケーブルを机下に回してあまり目立たないようにしました。マイクやヘッドフォンのケーブルがかなり長めのものだったので、十分に余裕があったのも助かりました。

今回は肝心の引き出しの中については触れていませんが(私自身がそれが一番の目的ではなかったので)、実際に使ってみると結構奥行きもあって、引き出しの中もフェルト地になっているので、なかなか使い勝手が良いな、と感じました。鍵も閉められますので、お財布や鍵、USBメモリなどの定位置にしてもよいかもしれませんね。

個人的には購入して正解でした。
唯一悩ましい点としては、机下のスペースが少し狭くなったので、時々足が当たってしまう、ということくらいです。

写真では結構存在感があるような気もしますが、机下が全体的に黒で統一されているので、そこまで目立つ感じでもありません。

唯一の悩ましい点としては、先程も少し触れたように、机の右側下にPC、左側下に引き出しが出来てしまったので、机下のスペースが少し余裕がなくなってしまったことくらいです。

普通に座っている分には足が当たることもないのですが、ちょっと何気ない動作で立ち上がった時に、左膝が当たってしまうことがあるのが、若干気になるかな。この辺りは引き出しを付ける以上、仕方ない部分ですね。

ただ、スタンディングデスクとして立った状態でも使うので、立って作業する際にも手が届きやすいのはありがたいな、と思いました。

ということで、冒頭でも触れたように、机周りの環境構築の沼に入りかけている気もしますが、今後も色々と試行錯誤していきたいと思います。